Maekazuの社会学

社会学を学ぶ大学生が、その時々思ったこと自由にを書きます。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

出国ラッシュ

今月はじめ、浦和伊勢丹の屋上ビアガーデンで4人の男女が語り合った。 高校時代、ドイツに交換留学したメンバーだ。 ふたりは長期の留学で、それぞれドイツのボンと西海岸のカリフォルニア。 先日のカリフォルニア州で日本人学生が起こした車の死傷事故のニ…

社会学が扱う範囲

人間は社会に拘束されて生きる。 僕の祖父の出身地は北海道北西部の羽幌町という町で、かつては苫前炭田の炭鉱の町だった。しかし、1960年代に起きた石炭から石油へのエネルギー革命は、彼の出身地に大打撃を与えた。たぶんそんな要因もあったのだろう、祖父…

日本人にとって夏とは

蝉時雨、猛暑にも少し慣れてきた。 日本人にとって戦争の終わりの季節だ。 今年で69年。そして僕もひとつ歳を取る。 フランス革命で王権が停止された201年後の8月10日に僕は生まれた。 そのフランス革命後の世界秩序を構築したウィーン会議から約110年後、第…

パートタイマー反乱

先進国でなにか消費する対象を生み出すには、とにかく人件費がかかる。 これまで、日本では企業がそこで働く人の福祉を担ってきた。保険然り、健康診断も会社単位で保障した。従業員の家族間の繋がりもあり、コミュニティとしても機能していた。 これらは、…